年表

天暦元年 祖王によりシン国統一。

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  135年    秀弓の乱。国が内乱に陥る。

          楽星と貴、出生年。月日不詳。

  140年    ソジャン陥落。明鈴7歳。

 

天暦150年 一月 統一され150年を祝い、祖王祝祭が開かれる。

          このとき今王成人の儀をあげ、楽章が摂政から宰相に任じられる。

          後宮造営の詔。

          内吏たちが美姫を求めて方々に散る。

       二月 黒都に龍平がやってくる。

          貴、予言を受ける。

          また、亥虞修理より求婚され、逃げ出す。

          明鈴と貴と龍が出会う。

          項将軍が明鈴の後見人になる。

       三月 春待ちの宮に三人が到着。

          星付きの女官に貴、収まる。

          黄珠が貴と同室になる。 

       四月 春待ちの宮に人員整理の布令が出る。

       五月 削減された女官によって、星の居室が放火される。

          女官は貴によって処刑される。

          貴に殺した女官によって、ひそかに病の呪いがかかる。

          貴の使った剣が清澄庁に引き渡され、斑学文の手に渡る。

       六月 黄珠と貴が関係を持つ。

          上宮行列。         

          貴、上宮せず、龍の屋敷に引きこもる。

          星、正妃の座に正式につく。

       七月 楽章の管弦の宴にて、斑学文の持つ剣が楽章の目に留まる。

       八月 宴で星が気分を悪くし、伏せる。

          春待ちの宮へ星が宿下がりする。

          貴、男姿で忍び込む。

          懐妊発覚。

       九月 明鈴、王の寵愛を自ら進んで受ける。

          嫉妬に狂った楽富山に手込めにされ、居合わせた者を明鈴が殺害。

          明鈴、投獄。

          後見人の項将軍、蟄居。

       十月 星、女児死産。貴は宮中に戻る決意をする。

          王のおば宝姫が夫と死別し宮中に戻る。

          貴と宝姫、邂逅。

       11月 明鈴に処刑の命が下る。

          項将軍、明鈴を密かに脱出させようとして失敗、武力衝突に至る。

          貴、ついに星と結ばれる。

          翌朝、項将軍の騒ぎにまぎれて宮を脱出。

          富山、自害。

          龍、富山殺害を疑われ都を出る。

       12月  貴、黒都都知事を頼る。 

          貴、秀弓の乱の真実を知る。

                

154年   五月 隣国で火薬が発明される。

          貴、三将軍、密命を帯びて隣国へ。

155年   7月 火薬の調合を調べ、貴、三将軍、帰国。

       十月 火薬の製造に成功。

          旧都市の生き残りと密約を交わす。

156年   一月 亥虞修理たち、都に爆薬を仕掛けて破壊。宮に穴をあけ進撃。

          今王と宰相を殺害。王妃強奪。王子もまた、連れ出し黒都へ遷都。

                   

       二月 正式に黒都で即位式。摂政に亥虞修理。

          亥虞修理、星の身をねらう言動を繰り返す。

       三月 病の床についていた貴、床上げをして亥虞修理の命を奪おうと考える。

          亥虞修理、常に王子を連れて歩く。

       四月 龍に支えられながら、貴、亥虞修理を倒す。

          秘薬を手に入れるが、精神に異常を来している星に与え、貴絶命。

       五月 貴の魂を弔って、星、落飾。落星尼と名乗り、王子の摂政に龍を据え、ともに国を守る。